少し早く、焼き上がり。
5/7 少し前の話ですが。
ゴールデンウィークには毎年恒例のアレがありまして、 伊賀上野の伊州窯へ行って、アレをするわけなんですが、 今年は5月3日~4日最終日にかけて参加してきた。 今年も河原さんの粋な計らいで、土ひねりをさせて頂き、 花器を一つ作らせてもらったのだが、 驚くことにアレの中を覗くと、アレの一番先頭に並んでいてるではないか!! 「なんてことを・・・河原さん恐縮です…」と思いながら、ワクワクですわ。 アレしている最中も、倒れてないか、破裂してないか気になってしゃーない。 そんなアレの最中に信楽から、アレの職人さんが来られて、 「手前の作品を、倒しておき(熾き)の上でちょっと焼いてから、出しましょか」 何言うてはんのか分からへんかったけど、焼き上がりが面白くなるみたい。 とうぜん最前列に並ぶ僕の花器もそのターゲットに、 「出町さんは、どうなさりはりますか?」 と聞かれたら、不安もあるけど面白そうやから 「ぜ、ぜひ」 と答えるわけです。 で、信楽の職人さんが ゴーゴー燃えるアレに向かって、ステンレスのカギ棒であれこれして、 数時間後、真っ赤に・・・いや白くまばゆい光を放つ土だったものがアレから登場出てきた。 「美しい・・・」 土だったとはとても思えない姿に、言葉を失った。 時間が経つと冷めてきて、 少しづつ本来の姿を見せ始めるのだが、 その変化の様相も美しい…。 いやー焼き上がりも素晴らしいけど、 土と火と木に向き合う人の営みに心を打たれた。 奥深き陶芸の世界。 出町
by saji_saji
| 2018-05-07 16:05
| 出町日誌
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