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集いの場所の研究会

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今日もGWとは関係ない記事なのだけど、
最近やっていることを少し。

日曜日に「集いの場所の研究会」を始めた。
人口減少や大震災などが重なり、日本各地で、コミュニティという言葉を使った様々な取り組みが行われていて、取り組みの内容や方法ばかりが取り上げられていることが多いのだけど、やっぱり重要なのは、そういった仕組みと空間がセットで考えられているかどうか、つまり「場所のデザイン」だと常日頃から思っている。
昨年度末につくった「南花台みんなの未来予想図」では「ゆっくり休める場所がない」「多世代交流の場が欲しい」「自由に集える広場が欲しい」という意見が出てきていた。
こういった背景から「そもそも人が集まる場所ってどういった場所なのか?」というところから考えていき、最終的には人が集う場所を実践的にデザインすることを目標にして「集いの場所の研究会」を企画した。

第一回は学生四人+僕+市役所職員2人でやってみたのだが、やっぱりみんな視点が違って沢山事例が持ち寄られて結構楽しい。しばらくは事例発表を継続的に開催したいと思っている。
「緑があると人が集まる」
「周辺に人が集まる場所がある」
「コーヒーがコミュニケーションツールとして有効」
云々。。。
各々が持ち帰るものがあったのではないだろうか。

日本語は曖昧だったり意味が広いものが多いが、「場所」って言葉は本当に難しい。時代によって捉え方も違うのかもしれない。これからの時代に必要な「場所」って何なのだろうか。突き詰めていきたいテーマである。

タイシロウ

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by saji_saji | 2018-05-03 08:38 | タイシロウの日記
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