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旗上弁財天

10/17

10/14の記事で夜行バスで横浜に行くと書いたが、
夜行バスは安いだけじゃない。
朝、モーレツに早いのだ。
なので、いつも僕は朝活する。旅するのだ。

10/15 5:10に横浜駅につき、そこから始発で鎌倉に行った。
建築巡りって建物めぐるのは日中しかできないけど、
集落と寺社仏閣は朝からまわれる、タダで。あぁ素晴らしい…

で、調べてみると鎌倉周辺には寺社仏閣が集中しており、
パワースポットとして今人気らしい。
そういう柄じゃないんだけど、最近文化人類学的な書物を読んで
たまにはこんなのもいいなと思って、
今回はパワースポット巡りをしてみた。

パワースポットってなんか雰囲気違うんですね、
その要因に建築的な要素を探してみたりもするんですが。
どちらかというとオカルト的な側面が強いんかな?
※丹波はパワースポットあります?

まぁともかく全部紹介すると大変なので、印象的な場所を一つ。

鎌倉駅から徒歩15分くらいの場所にある鶴岡八幡宮内に
「旗上弁財天」という神様がいる。
詳しい説明は調べていただくとして…
旗上というぐらいだからとんでもない数の旗が立ててある。
旗でお社が見えないくらいに。けっこう異様な雰囲気です。

そこは源頼朝が妻の北条政子の安産を祈ったと言われる「政子石」があり、
安産祈願や恋愛成就のためのパワースポットらしい。

僕が行くと雨の降る朝の6:00頃だったにもかかわらず
一人の女性が長い間(15分くらい)その石の前から離れない。
(政子石はお社の裏側にある。案内板などはなく知らない人は行かないような場所)
僕はお社やらそこらを見て回って政子石を
見たくてうろちょろしてたけど、女性はただただ佇んで動かない。
願い終わってからも傘で顔を隠すようにそそくさと去っていった。

政子石は見た目はなんてことない対の石だった。
「この石にいったい何を願うのだろう」
人の信仰ってなんだかおもしろい。
その旗に囲まれた異様な空間と
その女性の念の込めように、人の想いの強さ・人の狂気のようなものをみながら
雨の中、次のパワースポットへ向かったのでした。

タイシロウ

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by saji_saji | 2017-10-17 21:12 | タイシロウの日記
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