カテゴリ:出町日誌( 65 )

イタリアの小さな町・メルカテッロ


昨晩、2月5日柏原住民センターで建築家の井口勝文さんを講師にお招きして「イタリアの小さな集落から学ぶ地域再生」という勉強会を開催。井口さんは20年前に、メルカテッロに廃屋を購入し、少しづつ改修しながら、メルカテッロという町に関わり続けている。

僕も昨年秋、妻に「調査」と言い切り、井口さんのいるメルカテッロへ。4日間ほど町に滞在し、本場西欧の「広場」とそこを中心に展開される生き生きとした暮らしぶり、そして「美しい風景=豊かな暮らし」を体感した。人口1500人、山の中に位置する小さな村、この立地とスケールがなんだか「丹波」に通じるものがたくさんあり、メルカテッロを丹波に紹介しようと今回の講演会を企画することになった。

講演会は、井口さんご夫妻(奥様が急きょ参戦)による美しい町の風景と、豊かな暮らしを生み出す14のキーワードを軸に美しい写真スライドともに講演。広場と美しい風景が「郷土愛」を生み出す源。この「郷土愛」をいかに育むかが大切なんだとのこと、僕も全く同感。後半は、参加者の皆さんがグループに分かれディスカッション。テーマは「メルカテッロにあって、丹波にもあるもの」、いわゆる「あるもの探し」。

各グループの発表では、食材や人自慢は当然のこと、メルカテッロのような広場は丹波に無いが、「広場的な場所」があるという発表もあった。僕も「広場的な場所」をどう見出すか、どう作り出すか…これが大事だと思った。佐治スタジオもまさに「広場的な場所」を目指しているし、日本の場合「道」の空間が、そもそも「広場的な場所」として使われてきたように思う。西欧のような広場は日本には無いが、西欧の広場のような、地域に暮らす人々が交流し、生き生きと暮らすもしくは過ごす舞台としての「広場的な場所」を作っていくことが大事で、それが「郷土愛」や「美しい風景」を作っていくんだと思う。

井口さんが最後に「美しい風景は自然に出来るんではなく、そこに暮らす人が作るものなんです」と強く訴えかけていたのが印象に残った。昨晩集まっていた方々には井口さんの熱い想いがしっかり伝わっていたように思う。とても僕自身収穫の多い講演会となった。

講演会のあと、井口夫妻を見習い、妻のために車の助手席のドアを開けてエスコートした。妻にとってはこれが今日の大きな収穫だったらしい…
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by saji_saji | 2014-02-06 11:50 | 出町日誌 | Comments(0)

小学生と木材工場。

もう先週の事になりますが・・・。
大阪の小学生が林間学校の中で佐治の「イクジウッド」さんを訪問、
2班に分かれて、社長の成人さんと室長が木材について説明しました。

そりゃまぁ、あっづいあっづい日でしたが、
皆さんとても真剣に聞いていたので、感心しました。
紅白の体操帽が懐かしい・・・。

この中で将来、建築に関わる子がいるかな?
木の家に住みたいって子はいるかな?
帰ってから、お家の人にどんなふうに話したのかな?
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by saji_saji | 2013-07-31 11:07 | 出町日誌 | Comments(0)

夏の気配。

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家に帰ると…山の中から「ひぐらし」の鳴声が…。
「えっ?ちょっと早すぎへん?」と思いながら、
カメラを片手に外へ飛び出した。

なんか夏っぽい空やなーと思いながらパシャパシャしていると…
翌日の今日、梅雨が明けたそうです。
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by saji_saji | 2012-07-17 20:26 | 出町日誌 | Comments(0)

ボチボチ…更新します。

更新がだいぶ滞っていて申し訳ありません。
ぼちぼち更新します。

佐治スタジオ 出町
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by saji_saji | 2012-07-13 14:28 | 出町日誌 | Comments(0)

なにげない風景…福井のどっか


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ふと、晩御飯を食べに富山県へ行きたくなり、
なにげなく福井の海岸線を車で走っていると、
なにげない砂浜が目にとまり、何となく歩きまわっていると、
大きな木に寄り添うように、佇む簡素な小屋を発見。

なんかええ感じやなーと思って写真にパシャリ。

素朴な小屋の力に感動します。

寄り道しながら、てきとうに旅をしていると
思わぬものにたくさん出会えるなーと改めて実感。

で、富山にはなんとか着いたものの…
お目当てのホタルイカは食べられず…
そのまま丹波へとんぼ帰り…
家に着くころには空が明るくなっていました。

デマチ
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by saji_saji | 2012-04-27 13:24 | 出町日誌 | Comments(0)

私事ですが…出町家が丹波に集合します。

10月、11月と…何かとイベントごとの多いシーズンですね。
やはり実りの秋、収穫の秋、スポーツの秋…出町家も秋!?

そうです、出町家が4年ぶりに丹波に集合します。
といっても両親だけですが…出町家集合します。

4年前、佐治スタジオの改修直前くらいに遊びに来てくれて以来、
久しぶりの丹波なんです。

何かとタイミングが合わなくて、こんなにも時間が開いてしまいましたが、
僕がいつもどんなふうに、どんな方々と一緒に過ごしているのか…
この4年間という時間を感じてもらえたらと思っています。

ある意味、とてもワクワクしています。
で、とても嬉しくて…親が来る日が待ち遠しいです。
ていう風に感じられるということが、嬉しいです。

佐治のまちを…佐治で一緒に過ごしている皆さんを
紹介できるのが嬉しくてしょうがない…んですよね。

というわけで、皆さん僕の両親と飲みましょう!
んで一緒にワイワイ楽しみましょう!


11月17日(木)19時~
場所は佐治スタジオにて。
飲み物持ち込みでお願いします!


僕の大好きな風景を
親に見せたいんです。

(出町)
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by saji_saji | 2011-10-25 21:33 | 出町日誌 | Comments(0)

嵐の後の、日常。

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朝起きると、あまりにも青空が綺麗だったんで、
思わずカメラを持って散歩に出ました。

思えば、久々の青空。
僕が雨男やってのを差し引いても久々の青空。

実家のある奈良県は大変な状況にあります。
だからこそ、元気な奴が元気に生きることの重みを感じます。
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こんな時だからこそ、何気ない日常の風景に幸せを感じます。
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(でまち)
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by saji_saji | 2011-09-06 08:38 | 出町日誌 | Comments(1)

「saji saji」再開!

皆さんご無沙汰しておりました。
saji saji再開します。

再開というか…ただ更新が滞っていただけというか…。

いろいろありまくりで…何から更新していいやらと思っていると
あーっという間に夏が来てました。

ということで、小出しにちょこちょこ更新していくことにします。

ではこれからも宜しくお願いします。
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↑ちなみに、以前スタッフで働いていた前田君の息子・息吹くんです。

こうやって、卒業していった学生たちが、
家族を連れて帰ってくる…
僕らが描いていた風景が少しづつカタチになってきています。

関わり続ける定住のカタチ。
なんてことない言葉だけど…ほんといろんな意味が込められている。

いい言葉との素敵な出逢いに感謝です。

(でまち)
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by saji_saji | 2011-07-28 01:06 | 出町日誌 | Comments(0)

なにげない風景。

かれこれ6日ほど前の話になりますが、
奈良へ帰るのに久々に柏原の駅から電車に乗ることに…。
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夕方のなんとも言えない光の加減に、
おもわず相棒でパシャリとしたわけです。

なんてことない風景が、
時に思いがけないくらい胸に響くことがあります。

丹波は、そんな瞬間に巡り合える機会の多い場所だと思います。

(出町)
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by saji_saji | 2011-06-28 00:00 | 出町日誌 | Comments(0)

久々の奈良にて。

久々に奈良に帰ってきました。
そう、休日です。僕にはあまり曜日感覚はありません。
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僕の育った環境は、ほんとに素朴な場所です。
すぐ近くに古墳…前方後円墳があって、その周囲の池は僕のプールでした。

近くに平城宮跡があって、僕の遊び場でした…電線がないんで。

家の周りは田んぼだらけで、田んぼは僕の遊び場であり、
いろんな生き物の仕入れ場所でした。
カエル、カメ、ザリガニ、カブトエビ、ゲンゴロウ、タニシ…

家の前には農業用の水路が流れていて、
よく勝手にせき止めては、農家のじいちゃんに怒られてました。

ほんでもって、田んぼのあぜ道を潰しては、よく叱られてました…。
けど、田んぼのおじいちゃんにはいろんな遊びや生き物の事教えてもらったなー。
休みの日なんか、朝太陽登ってから、日が沈むまで田んぼで遊んでた記憶があります。

秘密基地の数はもはや数えきれないですね。
今でもどこに、どんな秘密基地を作ったかは覚えています。

今でも、僕の家の周りの風景はそんなに変わっていません。

今日も、奈良町の古本屋と古着屋を巡った帰り道に、
家の近くの田んぼをふと覗くと…あれこんな静かやったかなー。って…

昔はもっとたくさん生き物がおって、
水が入った瞬間からいろんな生き物が目を覚ましたように動き出してたような…

そういえば、田んぼで遊んでる子供見かけへんなー…。
子供少ない地域やないんで、いるはずなんやけど…。

ふと思いました、僕が丹波で活動出来てるのは…
子供のころの過ごし方が根本にあるんだろうなって…
場所との付き合い方、人と一緒に暮らすということ、大地の上に立つ方法。

未来の事を考えると、こういった大地とのつきあいかたを知らずに育った子どもたちは
どういった風景を未来に作っていくんだろうか…って思います。

やっぱり僕の家の周りの風景は少しづつ変化しています。
人と場所の関わり方が、変わってきています。

昔は家の近くでは、毎年ホタルが眩しいくらい飛び回っていました。
けど、今はもういません…

でも、眠気を邪魔するほどのカエルの鳴き声を聞いて、
なんとなくホッとしている、久々の奈良の夜でした。

(出町)
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by saji_saji | 2011-06-23 01:33 | 出町日誌 | Comments(0)