子育てする環境を考える。

10/16 昨日は、「市長と語ろうタウンミーティング」の2回目が開催された。
僕は、全3回あるタウンミーティングのファシリテーターという役割で参加している。

丹波市の「子育て支援」について語り合う…が今回のテーマで
丹波市内の子育てに関わる方々24名に参加頂き、
谷口市長や教育長始め担当課の方々とお互いの思いをぶつけ合った。
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タウンミーティングというと、
パッとイメージするのが、行政と住民が向かい合って座り、(はなから喧嘩ごし…)
住民から行政へ一方的な要望をぶつけていく、
行政は住民からの意見をあの手この手で躱していく…って感じ。

今回、ファシリテーションの依頼が来た時に、
「こんな、お互いに得るものの無いタウンミーティングにはしたくない」
と思った。

あと、「なんで、僕なんやろうか?他に適任おるやろに…」と素直に思ったし、担当者にも伝えた。
とは言うものの、せっかくの機会がただの要望会になるのもつまらんなぁ…と思い引き受けることにした。

ファシリテーションと書いてはいるが、今回の役割は「翻訳者」「編集者」だと思っている。
建築家の役割には、「翻訳者」「編集者」という側面があって、
設計という作業を通じて、クライアントの想いや要望をカタチや空間に翻訳したり編集したりしているわけ。
この時のクライアントは個人だったり地域だったりするわけだけど…

そう考えたとき、今回のタウンミーティングにおけるファシリテーションの仕事も
広義の意味で捉えれば、建築家としての仕事だなぁと思い、引き受けることにしたのが本当のところ。

参加者の思いをどういう風に伝えれば、
行政の人たちが「一方的な要望」と捉えずに、耳を傾けることが出来るのか…。

行政の思いをどういう風に伝えれば、
参加者の方々が「言い逃れのための言い訳」と捉えずに、前向きに耳を傾けることが出来るのか…。

お互いの思いや要望をうまく重ね合わせることが出来れば、
うまく着地点を描くことが出来ればいいなぁと…と考えて臨んでいるのだが…
果たして、上手くいってるのかどうかは分からないのが本音。

市長は、来年度の施策に反映できるものは、どんどん施策化したいと本気で思ってくれている。
答え合わせは来年度の予算が発表されるまで分からないんだけど…少し期待している。

今回のテーマである「子育て支援」…とても難しいテーマで、
市もたくさんの予算をつぎ込んでいるようだ…
が、10年後、20年後も同じように予算をつぎ込むことが出来るのか…。

おそらく難しいだろう…いや、すでに難しいんだと思う。
「子育て支援」は行政だけが担う仕事ではないだろう…というのがあって、
なおさら「行政への要望会」にしたくなかったという想いが僕にはあったわけ。

やっぱりテーマは「協働」なんだろうな。
お互いが協力し合い、利用し合い、補い合って「協働」していくんだろうな。

「協働するチカラ」最大限に引き出すために必要なのは、
「××に○○してほしい」という要望を言い合うのではなくて、
「私は、△△のために、○○したい!」という思いを伝え合い、
うまいことカタチにしていくことだと思っている。

とか偉そうに言いながらも
「丹波市のこんな魅力的な子育て環境を作りたい!」とか、
「それやったら、行政としてはこんな支援ができる!こんな支援がしたい!!」
って、うまく引き出せたかは分からないけど、

参加した皆さんのおかげで、
「こらからの子育て環境」を共に考えるいい機会にできたと思う。
僕自身も、皆さんの思いを受けて、
これから何が出来るのか、自分自身でも動き出したいと強く思った。

出町





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by saji_saji | 2017-10-16 21:33 | Comments(0)
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