猪解体ツアー!
今更ながら、丹波と奈良には海がありません。
しかし丹波には豊かな山の幸があります。 まさに命の源と呼べる「丹波の山」に僕らは生かされています。 なんて事を実感できる瞬間って、年に何回くらいありますかね? 僕は猟師の足立善徳さんのおかげで、年に何回も実感してます。 ということで、「丹波の暮らしの豊かさ」をツアーにしよう! ということで始めた社会実験企画も今回でラストの7回目を迎えました。 今回は「猪肉解体ツアー!」ということで、 山の幸である猪を、猟師さんと一緒に交流しながら解体していくというツアーを行いました。 もはや丹波ファンと言っても過言ではない、芦屋の皆様が今回もたくさん参加してくれました! この日の解体に合わせて、小ぶりの猪を捕まえてきてくれた善徳さん。 簡単に言いますが、全然簡単なことではないんですよね…雪が多くて。 で、しょっぱなから、「どうやって猟するんですか?」 「わなってどうやって仕掛けるんですか?」 皆さん興味津津で、質問攻め。 この日のために仕込んでいた特性鹿肉ジャーキーも、 一瞬で皆さんの胃袋へ吸い込まれ、いよいよ解体へ。 時間の関係で、事前に皮むきと、半身の解体は終わらせてもらっていたので、 残りの半身の骨抜きとボタン型にするラッピング作業を行いました。 THEBARのマスターの小田さんは張り切って解体に取り掛かります!が、 皆さんその後ろからこわごわ覗きながら見てたり、がっつり凝視してたり、 「まな板の上に乗ったら、全然平気やわ」ってなコメントも出たりで、 想像していた以上に皆さん楽しんでもらえて良かったです! 解体の後は、お待ちかね猪肉の鉄板焼き!! 事前に解体してた猪のスライスをどんどん焼いていきます! 「めちゃめちゃうまい!」 「やわらかい!」「全然く臭くないっ!」 皆さん大興奮!実際に解体というプロセスを経験したことで、 その味は格別のものになったんではないかと思います! その後も、善徳さんの話は尽きずで、皆さんほんまに楽しそうでした! 何よりも善徳さんがめちゃ楽しそうにしてたんで、僕はほんま嬉しかったです! そのあとは、佐治に戻り黒井屋さんで「ボタン鍋」で宴会した後、 佐治スタジオで交流会&これまでのツアーの報告をしながらもうひと呑み。 参加して下さった方から「佐治スタジオはなんか別荘みたいな感じやー」って言われました。 この社会実験の狙いの一つが「拠点を構えてツアーをやる」でした。 従来のツアーのように来たら一度きりではなくて、何度も足を運びたくなるような 「故郷」のように何回も訪れたくなる「きっかけ」作りであるべきやと考えています。 そして、このツアーを通じて学んだことが、 地元の方と一緒に何か作業を通して交流するということの重要性です。 今回の善徳さんとの交流が早くも次の動きを作っていて、 芦屋の皆さんは3月に今度は鹿のつくね鍋をやろう!って話になってます。 なんかこんな感じで、参加した側も、受け入れた側もハッピーになれるようなツアーを、 そして素敵な「きっかけ」作りをこれからも仕掛けていきたいなーと思います。 僕的には、まだまだ伝えたい丹波の魅力が山ほどあります! どういうふうに伝えていくのがいいのか、答えは沢山あると思います。 これからも地元の皆さんや丹波ファンの皆さんと一緒に考え続けたい思います! 善徳さんほんとうにありがとうございましたー! また3月に鹿鍋お世話になりますっ! ではまた次回のツアーもこのサジサジにてご案内しますので、 皆さんぜひぜひご参加ください! ではでは (出町)
by saji_saji
| 2011-02-01 00:28
| 佐治スタジオの活動
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