地場産「スーパー食パンマン」参上!?

皆さん想像してください。

子供人気アニメ「アンパンマン」に出てくる、
清潔感溢れる紳士的キャラ「食パンマン」。

もしも彼の顔が四角ではなく・・・丸かったら。

もしジャムおじさんがパンの型を間違って、
丸い型で食パンを焼いてしまったら・・・。

恐らく「丸さ」と「甘さ」を売りにしているアンパンマンは
「白さ」「紳士」「食パンならではの柔軟性、他の具材との連動性」に
「丸さ」という最後の称号を手に入れた「食パンマン」、
いや「スーパー食パンマン」に
長年、顔を泥だらけにしながら守ってきた
「主役」という座を奪われることは想像に難くない。

この子供心に信じがたい事態が、
小さな田舎まち、ここ青垣町佐治で起ころうとしている。

これがその衝撃的証拠だ。
b0116276_1275389.jpg


というわけで、前フリがだんだん長くなっています。
このパンは、佐治のパン屋さん「ブランジェリーアオガキ」さんに
お願いして特別に焼いてもらった丸い食パンです。
「佐治スタジオ」はいつも訳分からんオーダーすんなぁ。と
オーナーの横谷さんは思われている事でしょう。

始めて焼いたというオーナーさんも
出来栄えを楽しんで頂けたようです。

今、地産地消という言葉が流行っています。
僕もとても大切なことだと思います。

「地産」というのは地場産のモノという意味で、
地場の食材を使った〇〇だとかありますけど…。

それだけじゃないよなって思う。

今回の「丸い食パン」は決して地場のものでは無いかもしれない。
材料とか…そういう話をすると。

けど僕は「地場産」だと思う。

そこで暮らす人々のつながりとか交流って、
とても大切なもんで、材料が地場産ですってことよりも
もっといろんな人たちをハッピーに出来る気がします。

というわけで、この丸い食パン何の為に作ったのか。

先日、佐治スタジオのオーナーさんの誕生日でした。
僕らが佐治に来てからずっと支えてきてくれている
「丹波のお父さん」のような存在の方なんですが…。

甘いケーキが苦手との事。

昨年は「大根の田楽ケーキ」を作ったので、
今年はどうしようかと悩んだ末、
「じゃサンドイッチでケーキを作ろう」ということになり、
「ほな丸い食パンやな」という流れでこうなってしまいました。

そして完成したのがこれだー。
b0116276_12275022.jpg


これを目の当たりにしたオーナーさんは、
見事なぐらい目を丸くして、しばし呆然としていました。
要するに大成功ということで、
その夜は、大いに盛り上がったことは言うまでもない。

しかし、翌日冷蔵庫の中に残ったサンドイッチケーキを見て思った。

「やはり他の食材との連動制が強いがために、
自分の個性を強く主張できないスーパー食パンマンでは、
『ゆるがない決意=あんこ』を持ったアンパンマンから
主役の座を奪う事はできない」

やはり彼らは、いがみ合うのではなく
協力し合うことで、お互いの力を引き出し合うのか・・・。

同じような事が、まちづくりでも言えそうだ・・・モグモグ。
(出町慎)

--------------------------------------------------------------------
今回、お世話になったパン屋さん。

Boulangerie-Aogaki 《ブランジェリー・アオガキ》

所在地 〒669-3842
      丹波市青垣町沢野120-1
      (ファミリーマートさんの手前らへん)
tel/fax 0795-87-1791
営 業  10:00~19:00
定休日  日曜日
店のお薦めはフランスパンだそうです。
店内で召し上がることもできます。
--------------------------------------------------------------------
[PR]
by saji_saji | 2010-10-09 12:43 | 出町日誌 | Comments(0)
<< 佐治ゲリラガーデンマーケット開催! 出町が、出町先生と呼ばれた日。 >>